スマートフォンやタブレットの普及により、電子書籍の読み放題(サブスク)サービスは生活に欠かせないインフラとなりました。しかし、マンガ、雑誌、ビジネス書など、どのジャンルに強いかはサービスによって完全に異なります。
自分の読書スタイルに合わないサービスを選んでしまうと、読みたい本が別料金ばかりで、結果的に固定費の無駄遣いになってしまいます。
本記事では、コストパフォーマンスと配信ジャンルの強みから、現在選ぶべきおすすめの読み放題サブスクを5社に厳選し、実際に利用・検証した結果をもとに客観的に比較します。
読み放題サブスクおすすめ5社 比較マトリクス
まずは、各サービスの基本スペックと「どのような人に向いているか」を一覧表で確認してください。
| サービス名 | 月額料金(税込) | 無料体験 | 配信の強み | どんな人向け? |
| Kindle Unlimited | 980円 | 30日間 | マンガから雑誌まで、書籍全般 | ビジネス書から小説まで、幅広く読書をしたい方。 |
| 楽天マガジン | 597円(月額プラン) | 31日間 | 雑誌特化(最安) | とにかく安く、複数の雑誌を毎月読みたい方。 |
| dマガジン | 580円 | 31日間 | 雑誌特化(機能性) | 雑誌の検索性やアプリの使いやすさを重視する方。 |
| コミックシーモア | 780円(ライトプラン) | 7日間 | マンガ特化 | BL・TLやオリジナルマンガを大量に読みたい方。 |
| U-NEXT | 2,189円 | 31日間 | 雑誌+動画 | 雑誌だけでなく、映画やアニメも全て網羅したい方。 |
各サービスの特徴とメリット・デメリット
ここからは、各サービスを実際に検証した独自のデータと合わせて、メリット・デメリットを解説します。
1. Kindle Unlimited(圧倒的なパフォーマンス)
Amazonが提供する、和書約12万冊以上が読み放題の巨大サービスです。ビジネス書や自己啓発本、マンガも小説も読むならこれ一択と言える圧倒的な蔵書量を誇ります。
- メリット
- ビジネス書、小説、ライトノベルのラインナップが他を圧倒している。
- 毎月、高単価な実用書がラインナップに入れ替わるため飽きない。
- 話題の新刊マンガ、ライトノベルの既刊がラインナップされることも多い。
- 専用端末(Kindle)との連携がシームレス。
- デメリット
- マンガなどは1〜2巻のみ無料で、続きは購入になるケースが多い。
- 検索機能がAmazonのショッピングサイトと統合されているため、少し使いづらい。
2. 楽天マガジン(雑誌特化の最強コストパフォーマンス)
雑誌約4,000タイトル、約15,000冊以上が読める雑誌に特化したサービスです。最大の武器は低額な料金設定です。
- メリット
- 月額597円(年額プランなら5980円=月換算499円)という業界最安水準。
- 楽天ポイントでの支払いが可能なため、期間限定ポイントの消化先として最適。
- 1つのアカウントでスマホ・タブレットなど最大5台まで同時利用できる。
- デメリット
- 記事からのキーワード検索機能など、アプリの操作性が他社に一歩譲る。
- 完全な雑誌特化で、マンガや小説などの単行本は一切読めない。
3. dマガジン(操作性と機能美を極めた雑誌アプリ)
NTTドコモが提供する雑誌読み放題サービスです(ドコモユーザー以外も利用可能)。楽天マガジン最大のライバルです。
- メリット
- アプリのUI(操作画面)が直感的で、ページの読み込みも非常に高速。
- 特集や記事キーワードから横断的に検索できる機能が極めて優秀。
- 参加している雑誌のカバー率が高い。
- デメリット
- 楽天マガジンと比較すると、月額料金がやや高い。
- dアカウントの作成・ログインが必要なため、docomoユーザー以外は初期設定が少し手間に感じる。
4. コミックシーモア読み放題(マンガ特化の沼)
NTTソルマーレが運営するコミックシーモアの、マンガに特化した読み放題コースです。「読み放題ライト」と「読み放題フル」の2つのプランが存在します。
- メリット
- 特に女性向けマンガ(TL、BLなど)や、オリジナルコミックの品揃えが非常に強力。
- 約22万冊が読み放題で、中には小説や雑誌のタイトルも含まれている。
- デメリット
- ジャンプやマガジン等のメジャーな最新少年マンガは読み放題に含まれないことが多い。
- 月額メニュー(ポイント購入)と読み放題コースが別々に存在するため、システムが少し複雑。
5. U-NEXT(動画と雑誌を統合したハイエンド)
動画配信サービス(VOD)として有名なU-NEXTですが、実は雑誌読み放題が基本料金に含まれています。
- メリット
- 動画と同じアプリでシームレスに雑誌が読める。
- 毎月もらえる1,200円分のポイントで、最新のマンガ単行本やラノベを購入できる。
- デメリット
- 読み放題の対象は雑誌約200タイトル、キッズ向け約4000冊と他のサービスと比較して少ない。
- 料金が高いため(月額2,189円)、読み放題だけが目的の人にはオーバースペック。
迷ったらどう選ぶべきか?
マンガ・雑誌・実用書など、どのジャンルをメインに読みたいかで、選ぶべきサービスは決まります。
- ビジネス書や実用書・小説、マンガまで幅広いジャンルを読みたいなら→ 圧倒的な蔵書量のKindle Unlimited一択です。
- 雑誌だけを安く大量に読みたいなら→ コスパの楽天マガジンか、検索性のdマガジンの二択です。
- マンガの新しい作品を開拓したいなら→ コミックシーモア読み放題で未知の作品に触れてください。
- 動画も見たいし雑誌も読みたい、新しいマンガやラノベをポイントで買いたいなら→ U-NEXTが最もスマートです。
各サービスには無料体験期間が用意されています。まずはご自身の読みたいジャンルに合わせたサービスを試し、使い勝手が合うか検証してみてください。
